2013年10月12日土曜日

消費税の増税と2014年3月の引渡し住宅の問題点

しばらくの間、よくニュースでも見かけましたが、2013年9月末までの駆け込み需要の時期がを過ぎました。住宅のことです。

来年4月以降は消費税が8%へ増税されますが、2013年9月末までに契約した住宅であれば、来年4月以降の完成、引渡しであっても消費税は5%で良いことになっています。それだけに駆け込み需要があったのです。

その時期を過ぎた今、次に考えられることは2014年3月もしくは2月に引渡しされる新築住宅の施工不良、欠陥工事の問題です。この時期には突貫工事と未完成物件の強引な引渡しが行われるなど、買主にとって不都合なことが多発する可能性が高いです。

この点をよく理解して、注意して取引しなければなりません。

消費税増税、住宅購入への影響 ~増税前の駆け込み契約と2014年3月問題~

住宅の売却の進め方と注意点(買い替えについても)

自宅を売却するとき、たとえば買い替えするときや相続した実家を売却するときなどがありますが、そういったときにどのように進めていくかわからないというお話を伺うことがあります。

不動産を売却する機会はそうあるものではありません。売却の進め方がわからないのも無理はありませんね。

一般的には、自分自身で買主を探すことはほとんどなく、不動産会社に売却の媒介を依頼することになります。もちろん、それには仲介手数料が必要となりますが、売却するために必要な経費として考えておかなければならないでしょう。

まずは、自宅がどれぐらいで売れそうか査定にきてもらい、いくらで売るか検討します。もちろん、市場次第ですから希望価格で売れるとは限りませんし、なかなか買い手が見つからないということも考えられます。

都市部では早期に売却できることも多い(例えば、販売開始して1週間で買い手が見つかることもある)ですが、地方では住宅の売買件数がそれほど多くない(流通量が少ない)ために時間がかかることも多々あるでしょう。

都市部でも、価格などの条件が合わなければ時間がかかるものですが。

住宅の売却は進め方、ノウハウも大事ですから、その点も学んでから不動産会社に依頼した方がよいでしょう。

住宅の売却や買い替えの注意点・流れ