新築住宅の購入を検討していて、その建物の工事品質、施工不良・欠陥工事といったことを心配していると、不動産会社やハウスメーカーの営業マンから、
「住宅瑕疵担保責任保険に入るので大丈夫。その検査もありますから」
「住宅性能表示制度を利用して、その検査もあるので安心ですよ」
「フラット35を利用すれば物件検査があるので問題ないです」
などといった説明を聞かされることがあります。
これらの説明の全てが間違いではないのですが、そのまま間違いのない事実として受け入れることは危険です。
アネストでは実際に多くの住宅の住宅検査・診断(ホームインスペクション)を行ってきましたが、これらの制度を利用していながら施工不良・欠陥がある住宅をいくつも見てきました。
その理由は非常に簡単で、これらの制度は欠陥工事・施工不良を防ぐことを目的としていないからで、それだけの細かな検査はしていません。
この点をしっていながら、虚偽の説明をしている営業マンもいますが、どうやら多くの場合においては知らずに間違った説明を買主へしているようです。
住宅瑕疵担保責任保険、住宅性能表示、フラット35の物件検査で施工不良が無くなる?
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